C#メモ usingステートメントを使ってみる
名前空間に使うusingって予約語の命令。
でも、C#のusingってのは同じ名前で別の動きをするんだね。
とりあえず、利点はこんなとこ?
- IDisposableインターフェースで定義されているDispose()メソッドを勝手に呼んでくれる
ってなことでこんなクラスを準備。
IDisposableインターフェースを継承しているとこがミソだそうな。
class Temporary : IDisposable { // コンストラクタ public Temporary() { System.Console.WriteLine("Temporary.Temporary()"); } // わざと例外を発生する public void Funtion() { System.Console.WriteLine("Temporary.Function()"); throw new Exception("Excepion!!"); } // オブジェクトを破棄する public void Dispose() { System.Console.WriteLine("Temporary.Dispose()"); } }
んで、呼び出す方。
処理としてはこんな順番。
- try-catchだけで呼び出す
- usingで囲って呼び出す
- usingで囲ったうえで例外を無理やり発生させる
んで、コードはこんな感じ。
// try-catch only System.Console.WriteLine("--- try catch only ---"); try { Temporary temporary = new Temporary(); } catch(Exception ex) { System.Console.WriteLine(ex.Message); } // using System.Console.WriteLine("--- using ---"); using (Temporary temporary = new Temporary()) { try { ; // 何もしない } catch(Exception ex) { System.Console.WriteLine(ex.Message); } } // using with exception System.Console.WriteLine("--- using with exception ---"); using (Temporary temporary = new Temporary()) { try { temporary.Funtion(); } catch (Exception ex) { System.Console.WriteLine(ex.Message); } }
実行してみると、結果はこんな感じ。
usingで囲ったとこは例外ありなし関係なくDispose()メソッドが呼ばれる。
使いどころはオブジェクトの開放あたりがメジャーな感じ。
ちなみに、IDisposableインターフェースを継承してないクラスをusingで囲うと、こんな感じで起こられてコンパイルエラーになる。
using ステートメントで使用される型は、暗黙的に 'System.IDisposable' への変換が可能でなければなりません。
んまま、メモってことで。
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