WHR-HP-GNのWDS(リピート機能)を使ってLANを再構築してみる

PC

実家のLAN環境を変更したのでメモ。

変更前の実家のネットワーク環境はだいたいこんな感じ。

  1. ハナレにあるWHR-G300Nはルーター兼アクセスポイントとして使用
  2. ハナレにあるWHR-G300Nと事務所のWHR-Gと有線LAN(ケーブルは屋外に敷設)で接続
  3. 事務所のWHR-Gは無線LANリピータ兼として使用
    ※リピータ…無線LANの中継器のことと解釈してね。
  4. 事務所のWHR-Gは本宅のWHR-G54Sと無線LAN(リピート機能)で接続
  5. 本宅のWHR-G54Sはアクセスポイントとして使用
  6. 本宅のWHR-G54Sは同場所のプリンタと無線LANで接続

で、タイトルのきっかけはWHR-G300Nと有線LANで接続している
LANケーブルが切れちゃったから。

LANケーブルはドレーンホースに屋内用のものを通して土に埋めている。
敷設が用意な事と、できるだけ温度変化が少なからイイ!って思ってた
んだけど…結局腐食しちゃったみたい…。

で、対策プランを考えてみると、思いつくのはこんなとこかな。

プラン 方法 メリット デメリット 判定
1 無線LANのケーブルを敷設直す。 LAN環境の再構築は必要なし。 またケーブルが切れるかも…。
LANケーブル敷設に手間がかかる(前回は2日かかった)。
2 WHR-G54SかWHR-Gに対応するリピータを買い足す。 一番安く済みそう。
LAN環境への影響は小さい。
現行のリピート機能付きルーターはWHR-G54SやWHR-Gとリピートできない。
WHR-G54SとWHR-G自体は廃番&これに合う機器は近所の家電量販店に売ってない。
×
3 新しいルーター&リピータでLAN環境を再構築する。 無線LAN規格の802.11nでアクセスポイント間の通信飛距離UPにより対応できそう(対応PCもあり)。
リピート機能付きのルーターが以外と安い。
802.11a/gの混在もOK。
LAN環境への影響は大きい。
4 PLCを使う。 超簡単。
LAN環境への影響は小さい。
分電器が各建物で別々にあると通信不可らしい。
(ハナレ、本宅、事務所は別々なのでNG)
×

家族に相談したところ、いっそ、機器を入れ替えてもいいとのこと。
苦労して屋外に敷設したケーブルは思い切って撤去して…対策プラン3を検討。

で、肝心の代替となるリピート機能付きルーターを探してみると、
バッファローくらいなのね(tetsuyanboが他に知らないだけかな…)。
あと、リピート機能は親機+子機という使い方しかできないらしい。
図で描くとこういうことだそうな。

 

無線LANですべてが通信できるか?という不安があったけど、
ま、こればっかりは試してみないと分からないので、思い切って買うことに。

要件を満たす品を探すと、バッファローのWHR-HP-GNってのがあって、
某家電量販店で期間特価¥4,780で売ってた。
ちょうど在庫もあったのでルーター用×1、アクセスポイント用×2、計3台を買った。

ん?よく見ると「11n技術」って書いてあるけど…何だこれは?
調べてみると、今の流行りの規格は802.11n Draft 2.0って規格で、
無線LANの最大通信速度が理論値で300Mbpsらしく、こいつは150Mbpsとな。
でも、802.11n Draft 2.0と互換性があるって言ってるし、元々そんな速度は求めていない。
アクセスポイントも全部一緒だし…ブツブツ…要はちゃんと無線LANで通信できれば
OKなので、気にしないことにした。

気を取り直して…、本体の外観はこんな感じ。
真っ白で本体上部(使い方によっては側面)に光沢がある。

 

WHR-HP-GN自体の大きさはこんな感じ。
かなり小さくて薄いと勝手に思う。

 

厚みはこんな感じ。

 

で、変更後の実家のネットワーク環境はだいたいこんな感じになった。

  1. ハナレに親機を置きルーター兼アクセスポイントとして使用
  2. 本宅&事務所に子機を置き、親機と無線LAN(リピート機能)で接続
  3. 本宅&事務所の子機はアクセスポイントとして使用
  4. 本宅の子機は同場所のプリンタと無線LANで接続

 

実際にLAN環境の構築は…結構手間取ったなぁ。半日かかった。
特に苦労したと解決方法はザックリこんなとこ。

(1) AOSSで親機と子機が上手く繋がらない

なぜだか、原因はわからなかった…けど、親機と子機を有線LANで接続して
親機経由で子機の設定をすることで解決できた。

(2)無線LAN接続できない(有線LANだと接続できる)

こんな風になっちゃった…。
「ネットワーク アダプタの性能が、このネットワークの要件を満たしていません」だって。

原因は無線LANのセキュリティの設定がPCとアクセスポイントで異なっていたから
接続できなかったみたいで、こんなふうに解決。

  1. コントロールパネル/ネットワークと共有センター画面で画面左側にある
    “ワイヤレス ネットワークの管理"をクリックする
  2. 接続できないアクセスポイントのアイコンの上で右クリックする
  3. メニューから"プロパティ"を選択する
  4. (アクセスポイント名) ワイヤレス ネットワークのプロパティ画面の
    “セキュリティタブ"を開く
  5. “セキュリティの種類(E)"と"暗号化の種類(N)"がアクセスポイントの設定と
    一致しているか確認する。

詳しい内容と解決方法は、後日記事に載せるかも…今日は勘弁。

その他に少し気になったのは、3台買ったうち2台の外箱の記載が異なっていたこと。
今回必要なリピート機能について2台の外箱には書かれていなかった。
具体的には1台は「中継器になる」と書いてある部分があるんだけど、残りの2台は「OP.アンテナでさらに快適」と書いてあり、違っていた。

 

電気屋の店員に違いはなにか?と聞いたところ、外箱は違うけどパッケージの
変更だけで機能は全く一緒とのことで一見落着。

とまあ、こんな感じでLAN環境を再構築してみた。
1日様子を見てみたけど、今のところ順調かな。
ちゃんと、802.11n対応のPCはnで通信してるし、802.11gのみ対応のPCはgで
通信してる。まま、問題が発生するとしたら、これから…そんな時は随時記事に書くよ。

ちなみに、説明が分かりづらいんだけど、もう少し詳しく知りたいというひとがいたら、
コメントに「ここがわからん」って書いてくれるか、評価してみてくれたら助かるわぁ…。

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