Windowsでgccを使うためにMinGWをインストールしてみる
あることを思いついて、gccをWindowsで使ってみたくなった。
gccはいろんな言語のコンパイラの集まりとなっている。
C、C++、Objective-C、Objective-C++、Java、Fortranなどに対応したコンパイラが含まれるそうな。
で、そのgccをWindowsで使うにはMinGWをインストールすると比較的簡単みたい。
という訳で早速MinGWをダウンロードする。
(今日時点では、バージョン5.1.6をダウンロード)
手順はこんな感じ。
- MinGWのダウンロードページにアクセスする。
http://sourceforge.net/downloads/mingw/ - Automated MinGW Installerをクリックする。
- MinGW 5.1.6をクリックする。
- MinGW-5.1.6.exeをクリックする。
- しばらく待ってるとダウンロードが始まるので適当なフォルダを作成してexeを保存する。
※フォルダを作成する理由は、MinGWをインストールするときにいろいろなファイルをダウンロードしてきてチラかっちゃうから。
次にMinGWをインストールする。
- さっきダウンロードしてきたexeをクリックしてインストーラを起動して、"Next"ボタンをクリックする。
- “Download and Install"を選択して"Next"ボタンをクリックする。
- ライセンスに同意するか聞いてくるので、内容を確認して(って言っても全部英語だけどね…)、"I Agree"ボタンをクリックする。
- MinGWのパッケージをどこにインストールするが聞いてくるから、とりあえず"Current"を選択して"Next"ボタンをクリックする。
- 使いたいコンパイラを選択して"Next"ボタンをクリックする。Makefileを使いたい場合はMinGW Makeにチェックを入れておくこと。
- インストール先を聞いてくるので、任意のフォルダパスを設定して"Next"ボタンをクリックする。
※"Program files"フォルダなどと言ったスペースを含むパスを指定してもいいけど、後々設定が面倒になるので覚悟の上で。
- Windowsのスタートメニューに追加する場所を聞いてくるので、適当に名前をつけて"Install"ボタンをクリックする。
- インストールが始まると思ったら、まずはパッケージのダウンロードから。
しばらく待っとく。
- パッケージのダウンロードが終わったら、インストールが始まる。
また、しばらく待っとく。
- インストールが終わったら、"Next"ボタンをクリックする。
- インストールが終わって良かったねと褒められるので、"Finish"ボタンをクリックしてインストーラを終了する。
これで終わりでいいんだけど、コンパイルするときの手間を省くためにコンパイラへのパスを通しておく。
tetsuyanboはVistaしかないので、他のバージョンはググってみてね…。
環境変数を編集する時は、注意。間違った設定をすると最悪Windowsが起動しなくなったりするからね。あくまで、自己責任で!
- コンピュータのプロパティを開く。
- コントロールパネル/システム画面の左側にある"システムの詳細設定"をクリックする。
- システムのプロパティ画面で"環境変数"ボタンをクリックする。
- 環境変数画面で、ユーザ環境変数のpathという変数を選択して"編集"ボタンをクリックする。
- 変数値の文字列の最後にセミコロン";"を加えた上で、"(MinGWインストールパス)¥bin"と付け加えて"OK"ボタンをクリックする。
という訳で、gccの動作確認をしてみる。
コンソール(コマンドプロンプトとも呼ぶかな)を開いて"gcc"と入力しエンターキーを押してみる。
“gcc: no input files"というメッセージが表示されたらOK。
長々と書いたけど、これでgccでコンパイルできるようになった。
んまま、参考になればイイっかなぁ。
MinGW | Minimalist GNU for Windows
http://www.mingw.org/
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