スバル レガシィの助手席のドアミラーを取り外してみる

助手席のドアミラーが電動で格納できなくなって半年。
ディーラーや購入した業者に相談したけど、部品代+工賃で3〜5万はかかるとのこと…。

手動で格納してたけど、ミラー自身が格納されてないと勘違いして格納しようとモーターを動かし続ける事が度々あった。
流石に面倒だなって思ってたけど、オークションで良さげなものがあったので購入&取り付けてみる事になったので。

手順としてはざっくりこんな感じ。

  1. ドアミラーの室内側のカバーを外す
  2. 室内側のネジ2本を外す
  3. カーテシーランプを外す
  4. ドアの内張を外す
  5. ミラーを外す

用意した道具はこんな感じ。

  • 内装はがし
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー or 先の細い内装はがし
  • ラチェットレンチ ※スパナだとボルトまで工具が入りにくいのとボルトがナメそうなので必須
    • ボルトのサイズはM8(8mm)
  • 養生テープ

ドアミラーの室内側のカバーを外す。

  1. ドアミラーの室内側のカバーはこれ。

    内装はがしをカバーの隙間に差し込んで外す。
    内装はがしで隙間を作って、指でひっかけて引き抜く感じで外した。

    カバーを外すとこんな感じ。

    カバーの裏側を見てみると、大きめのクリップが1つある。

    ちなみに…このカバーを取り外すときは養生は必須…。

室内側のネジ2本を外す。
ネジはドアノブ付近とドアハンドル付近の2本がある。
順番はどちらが先で後でもOK。

  1. 室内側のドアノブ付近にあるネジを外す。
    ドアノブのすぐ近くにあるカバーを外すとネジがでてくる。

    小さめの隙間があるので、工具を引っ掛けてカバーを外す。
    今回は細めのマイナスドライバーを傷がつかないように先端を養生してから、ドライバーを隙間に差し込んでカバーを外した。

    カバーを外したらこんな感じ。
    ネジが見えるようになるので、プラスドライバーでネジを外す。

    ネジを外したらこんな感じ。
  2. ドアハンドルの底にあるネジを外す。

    ドアノブと同じように、カバーに小さめの隙間があるので、工具を引っ掛けてカバーを外す。
    これもドアノブのカバーをはずしたときと同じように、マイナスドライバーを傷がつかないように先端を養生してから、ドライバーを隙間に差し込んでカバーを外した。

    カバーを外したらこんな感じ。
    ネジが見えるようになるので、プラスドライバーでネジを外す。

    ネジを外したらこんな感じ。

ちなみにネジは同じものを同じ場所に戻したいので、こんな感じで養生テープで貼り付けておいた。

カーテシーランプを外す。

  1. カーテシーランプはドアの底にある。
    ツメでひっかかってるだけみたい。

    フロント側(写真だと右側)に隙間があるので、工具を引っ掛けてカバーを外す。

    ツメが外れるとこんな感じで浮く。
  2. カーテシーランプを取り出してコネクタを外す。
    外れた部分を手で持って地面に引き下げればランプが外れてコネクタが見えるようになる。

    コネクターを外したらこんな感じ。

    カーテシーランプはこんな感じ。

ドアの内張を外す。
ドアの内張はドア本体と結構な数のクリップで止まっていて、なかなか外しづらいので苦労した。

  1. ドアの内張の最初のクリップはスピーカーの前方あたりが良さそう。
    内装はがしを差し込んでテコの原理でエイッ!って持ち上げるとクリップが外れた。

    外れたところから順番にクリップを外していく。
    写真は内装はがしがいっぱい刺さっているけど、内装はがしを差し込んではクリップをはずすを繰り返せば良かった。

    ドアの底のクリップがだいたい外れると内張が浮くので、隙間に手を入れて引っ張れば外れる。
    ただし、ドアと内張の間にはドアノブにつながっているワイヤーとパワーウィンドウのスイッチの配線が繋がっていて、力任せに引っ張るとそいつらが切れたりする可能性があるので慎重に引っ張る。

    外したらこんな感じ。
    ドアノブとのワイヤーとパワーウィンドウの配線が繋がった状態になっているけど、今回のミラーの交換ではそいつらを外す必要がないので放置することにした。
    内張は何もしないとワイヤーと配線でぶら下がった状態になるので、支えておく台を配置して内張を乗っけておいた。

ドアミラーを外す。

  1. ミラーのコネクターを外す。

    コネクタはこんな感じ。
    コネクタのロックリリースは結構硬かったので、ドライバーでロックリリースを押しながら外した。

    外したらこんな感じ。
  2. ミラーを固定しているボルト3本を緩める。
    緩めるとした意図としては、落っこちるのを防止するフックがあるので余程大丈夫な気がするけど、念の為保険でボルトを1つだけ残した状態にするため。
    ちなみに、スパナだと工具が入りにくいのとボルトがなめてしまいそうなので、ラチェットレンチが必須かも?

    ちなみに使ったラチェットレンチはこれ。
    肢が短くて力が多少必要だけど、作業スペースがあんまりないので仕方なし。

    ボルトを1本だけ残してあとは外したらこんな感じ。

    ミラーを手で支えながら最後のボルトを外す。
  3. ミラーを外す。
    落っこちるのを防止するストッパー的なものがある。
    金具を上から下に押し下げるとストッパーが外れて、ミラーが外れる状態になる。

    で、ミラーを引き抜くと外れる。
    ミラーを外すと車内側はこんな感じになる。

    外したミラーはこんな感じ。

    取付面はこんな感じ。

ミラーを交換したら逆順に作業していけば良い。
ただ、内張を戻すときはカーテシーランプのコネクターをドア本体と内張の間に挟んでしまわないように配線を通しておく。

ちなみに、うちのレガシィはヒーテッドミラー付きなので、それに合わせたミラーを仕入れた。
ミラーの品番はミラー本体の下に書いてあって、MITSUBA製らしく027412とVB19と書いてあった。

そんなこんなで、明日への自分へのメモってことで。