参照設定 – tetsuyanbo

再生するにはどうすりゃいいんかなぁ...とネットに聞いてみたら、Windowsなら何とかなりそうだったので試してみることに。 ポイントはこんなとこ。 参照設定でPresentationCore.dllとWindowsBase.dllの参照を追加する System.Windows.Media.MediaPlayerをnewでインスタンス化する System.Windows.Media.MediaPlayer.Open()メソッドで開くメディアファイルを指定する System.Windows.Media.MediaPlayer.Play()メソッドでメディアファイルを再生、System.Windows.Media.MediaPlayer.Stop()メソッドで再生を停止する んで、まずはdllの参照設定をする。 参照設定はWPFのものを使うんだけど、今回はこんな感じ。 ソリューションエクスプローラーでツリー上の参照を右クリックして"参照の追加"メニューをクリックする。 参照マネージャってダイアログが開くので、左にあるメニューの"参照"をクリックしてから右下の"参照"ボタンをクリックする。 参照するファイルの選択ダイアログが開くので、WPFフォルダーにある"PresentationCore.dll"ファイルを選択して"追加"ボタンをクリックする。 今回の場合はC:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\WPF\PresentationCore.dllを選択した。 1.～3.と同じ要領で"WindowsBase.dll"を追加する。 これも今回はC:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\WPF\WindowsBase.dllを選択した。 ２つのdllをインポートするとソリューションエクスプローラの参照のところに表示されるので、念のため確認しとく。 ちなみに、WindowsBase.dllの参照を忘れるとビルド時にこんな感じで怒られちゃうので注意...。 error CS0012: 型 'Freezable' は、参照されていないアセンブリに定義されています。アセンブリ 'WindowsBase, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=31bf3856ad364e35' に参照を追加する必要があります。 んで、こんなフォームを用意しとく。 再生ボタンと停止ボタンの２つのボタンを追加する感じ。 再生ボタンはOnClickPlayButtonってメソッド名でClickイベントを定義しておく。 停止ボタンはOnClickStopButtonってメソッド名でClickイベントを定義しておく。 再生するm4aファイルはsample.m4aってファイル名でデスクトップに置いておくことにすると、コードはこんな感じ。 public partial class MainForm : Form { /// &lt;summary&gt; /// メディアプレイヤー /// &lt;/summary&gt; private System.Windows.Media.MediaPlayer Player { get; set; } = null; /// &lt;summary&gt; /// コンストラクタ /// &lt;/summary&gt; public MainForm() { InitializeComponent(); } /// &lt;summary&gt; /// 再生ボタンをクリックしたときのイベント /// &lt;/summary&gt; /// &lt;param name="sender"&gt;イベントを発生したオブジェクト&lt;/param&gt; /// &lt;param name="arguments"&gt;イベントの引数&lt;/param&gt; private void OnClickPlayButton(object sender, EventArgs arguments) { // 再生するファイルのパスを設定する string location = @"C:\Users\tetsuyanbo\Desktop\Sample.m4a"; if(!System.IO.File.Exists(location)) { // ファイルが見つからない場合はエラー終了する throw new System.IO.FileNotFoundException(location); } // MediaPlayerをインスタンス化する Player = new System.Windows.Media.MediaPlayer(); // m4aファイルを開く Player.Open(new System.Uri(location)); // m4aファイルを再生する Player.Play(); } /// &lt;summary&gt; /// 停止ボタンをクリックしたときのイベント /// &lt;/summary&gt; /// &lt;param name="sender"&gt;イベントを発生したオブジェクト&lt;/param&gt; /// &lt;param name="arguments"&gt;イベントの引数&lt;/param&gt; private void OnClickStopButton(object sender, EventArgs arguments) { // MediaPlayerがインスタンス化されているかをあらかじめチェックしておく if (Player != null) { // 再生を停止する Player.Stop(); // ファイルを閉じる Player.Close(); // 初期化する Player = null; } } } 実行してみたらこんな感じ。 再生ボタンをクリックするとOnClickPlayButtonメソッドが呼ばれてm4aファイルが再生される...って言っても動画ではないので、音が鳴ってることを想像してください...。 停止ボタンをクリックするとOnClickSpotButtonメソッドが呼ばれてm4aの音が鳴り止む。 んまま、明日への自分へのメモってことで。

C#メモ Windowsフォームアプリケーションでm4aファイルを再生してみる