Mac OSXでRemote Desktop Connectionを使ってWindows 7 Home Premiumにリモート接続してみる
MacにRemote Desktop Connection Clientをインストールして、かれこれ2年前…(インストールしたときの記事はここ)。
なんだかんだで全然使ってなかったけど、やっぱりリモート接続は便利なので、使えるようにしてみる。
でも、困ったのが手持ちのPCのOSはWindows 7のHome Premiumってこと。
Home Premiumはリモート接続のホストにはなれないという縛りがあったり…。
そんな折、Concurrent RDP Patcherなるツールを使うと、Windows 7のHome Premiumでもリモート接続のホストになれるらしいので試しに使ってみることに。
はじめに、MacからWindows 7にリモート接続できるようにWindows 7のPCを設定する。
まずは、Concurrent RDP Patcherをダウンロード。
ダウンロードはこんな感じ。
- ブラウザを起動して、下記のURLを開く。
http://www.mediafire.com/download/xgj71fgh8jmtrdu/Concurrent_RDP_Patcher.zip - ブラウザで開いたページの右上あたりにある"Download"をクリックする。
- ファイルをダウンロードしていいか聞いてくる。
ダウンロードするファイルはzip形式で圧縮されているんだけど、Firefoxだとついでにエクスプローラで解凍してくれるので、"プログラムで開く"を選択して"OK"ボタンをクリックする。
※もし、ダウンロードするファイルを別のフォルダに保存したい場合は"ファイルを保存する"を選択して"OK"ボタンをクリックする。
- ダウンロード&圧縮ファイルを展開するとエクスプローラの画面が表示されて、Concurrent RDP Patcher.exeってファイルが表示される。
※このファイルはすぐに使うので、エクスプローラの画面を閉じないようにしとく。
- これで、ファイルのダウンロードはおしまい。
※参考までにConcurrent RDP Patcherを実行すると、リモート接続に必要な3389って番号のポートを開放してくれる。
で、次にConcurrent RDP Patcherを使って、リモート接続できるように設定を変更する。
- さっき表示したエクスプローラの画面で表示されているConcurrent RDP Patcher.exeってファイルをダブルクリックする。
- Concurrent RDP Patcherって画面が表示されるので、次のように設定して画面左下の"Patch"をクリックする。
- Enable multiple logons per userチェックボタン
→チェックしておく - Enable blank password logonsチェックボタン
→チェックをはずしておく
- Enable multiple logons per userチェックボタン
- これでリモート接続の設定はおしまいなので、×ボタンをクリックしてConcurrent RDP Patcherを閉じる。
続けて、Windows 7のPCでリモート接続用のユーザーアカウントを作る。
手順はこんな感じ。
- 管理者権限のあるアカウント(Administrator)でログインする。
- スタートメニューを開いて、右側の真ん中あたりにある"コントロールパネル"をクリックする。
- コントロールパネルって画面が開くので、画面右上あたりにある"ユーザアカウントと家族のための安全設定"って項目にある"ユーザアカウントの追加または削除"をクリックする。
- “アカウントの管理"って画面が開くので、画面下の方にある"新しいアカウントの作成"をクリックする。
- “新しいアカウントの作成"って画面が表示されてアカウント名とアカウントに与える権限を聞いてくる。
次のように入力して画面右下の"アカウントの作成"ボタンをクリックする。- 名前
→何でもOK(ここではMacから接続するので"mac"とした) - 権限
→管理者を選択する(標準ユーザーだとリモート接続に失敗したので…)
- 名前
- “アカウントの管理"って画面がもう一度表示されて、さっき作ったアカウント(ここでは"mac")が表示されていればOK。
- 続けて作ったアカウントにパスワードを設定する。
作ったアカウント(ここでは"mac")のアイコンをクリックする。
- “アカウントの変更"って画面が表示されるので、画面左上にあるある"パスワードの作成"をクリックする。
- “パスワードの作成"って画面が表示されるので、真ん中あたりに作ったアカウントに設定するパスワードを入力する。
確認を含めて2回パスワードを入力する。
- “アカウントの変更"って画面に戻る。
画面左上あたりに"パスワードの変更"や"パスワードの削除"ってのが表示されていればパスワードの設定ができたことになる。
- これでユーザーアカウントの作成はおしまいなので、×ボタンをクリックして画面を閉じる。
最後にWindows 7のPCのIPアドレスを調べておく(調べる方法はここ)。
で、MacでRemote Desktop Connectionを使ってWindows 7にリモート接続する。
- Remote Desktop Connectionを起動する(起動方法はここ)。
- Remote Desktop Connectionの画面が表示されるので、次の項目を入力して画面右の方にある"接続"ボタンをクリックする。
- コンピュータ
→さっき調べたWindows 7のPCのIPアドレス
- コンピュータ
- リモート接続先のPCにあるアカウント名とパスワードを聞いてくるので、次のように入力して画面の"OK"ボタンをクリックする。
- ユーザー名
→さっき作ったユーザーアカウントの名前を入力する - パスワード
→作ったユーザーアカウントに設定したパスワードを入力する - ドメイン
→さっき調べたWindows 7のPCのIPアドレスを入力する
- ユーザー名
- 途中でこんな警告メッセージが表示されるかもしれないけど、"接続"ボタンをクリックする。
- リモート接続しだすのでしばらく待っとく。
- リモート接続できると、Windows 7のデスクトップ画面が表示される。
- そのうち、MacでWindows 7のPCを操作できるようになる。
- これで、MacからWindows7へのリモート接続ができたっぽい。
長々と書いたけど、こんな感じでMacからWindows 7のHome Premiumへリモート接続できたっぽい。
ただ…遅い…Wi-Fiだと厳しいのかしら…。
んまま、とりあえず接続はできたのでメモってことで。
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